(読者より)
papa様、いつもありがとうございます。
今年、53歳の100切りができないおじさんゴルファーです。
さて、前倒しを練習し始めてまだ日が浅いのですが、少しづつ捕まった球が出るようになりました。
でも、やはり調子の悪い時はブッシュスライスが出たりと中々うまくいかないのですが、そんな時は、papa様の過去ビデオ等を観返しております。
そこで、「桑田プロのクォーター理論は、本当に素晴らしいです。」を改めて観たのですが、papa様が言われている、トップからすぐに外旋する事と桑田プロのビデオの前倒し?の動きが違うと感じたことです。
具体的には、papa様の外旋では腕が1番最初に動くイメージですが、桑田プロのビデオでは、ビデオ上では腕から動く内容なのですが、実際あのドリルをしてみると、下半身も腕と同じタイミングで動いてしまうことです。
私の理解不足なのでしょうか、何かアドバイスがあればお願いします。
(私より)
はじめましてこんにちは。
コメントありがとうございます。
おじさんゴルファなんですね。
おじさんならまだ良いですね~
私は「い」が1つ多い、おじいさんゴルファですから(笑)
さてさて、冗談はそれぐらいにしてご質問の件ですが、良いところに気が付きましたね(笑顔)
とっても研究されていることが窺えます。
貴方の言われた「桑田プロのクォーター理論は、本当に素晴らしいです。」という動画で桑田プロがやられている動作は、今、私が初心者の方やなかなか100切りが出来ない方々に奨めている「トップから直ぐに左腕を外旋する事」とは少し以上に違います。
少しではありません。
ただ、全く違うのではありませんが、桑田プロの前倒しの動きは、アドレスからバックスイングをする際は、地面に引っ付いている足の裏を引っ付いていたままにしておき、腰から上の上半身の筋肉で右後方回転させてトップの捻りを作ります。
そして、その時の上半身(胸面)は飛球線ラインの後方を向いていますが、ダウンスイングに向けて、今度は、飛球線ラインの後方を向いていた上半身(胸面)をインパクト時には正面を向かせたいのですが、その動作をするに当たっては、右後方回転させた上半身の筋肉を使い、反転させるように行うのではなく、桑田プロの言われる「背中:足の裏」のとおり、地面に引っ付いている足の裏を左回転させて、右後方を向いていた上半身(胸面)を飛球線ラインの正面に戻すのです。
そして、その時に左腕の外旋動作を入れるのですが、バックスイングが完了した段階での下半身は、飛球線ラインの正面を向いていて(身体の硬い方は、多少、右側を向いてしまいますが)、上半身は飛球線ラインの後方を向いていますよね。
その下半身と上半身の捻りを下半身だけの動作で上半身を飛球線ラインの正面に戻すのですが、正直な話、その動作を初心者の方やなかなか100切りが出来ない方々に、いきなりやってみて下さいというのは無理があると思っています。
何故なら、貴方が言われるように、 実際にあのドリルをやってみますと、下半身も腕と同じタイミングで動いてしまうことが多いのですが、それは、本来、人間が持って生まれた自然の動きであり、その自然の動きを時差を持たせて動作させるにはいきなりなんて無理なんです。
それが出来るようになるには、何度も何度も、それこそ、極端なくらい今までと違ったタイミングを身に付けなければいけません。
そして、そのタイミングがリズムよく行われ、流れるようにスイングするには、かなり時間が掛かると思っています。
たまになら出来るかもしれませんが、毎回毎回、同じ動作を安定的に出来るようになるには、子供の頃からゴルフを始めていませんと難しいのかもしれません。
大人になってからゴルフを始めて、その自然の動きに時差を持たせる動作を行うには、反応させる反射神経を身体に叩き込ませないと難し過ぎるのですね…
正直な話、私もまだまだ出来ません。
先に述べたように、たまになら出来ることもありますが、安定的には出来ないのです。
なので、私は、トップに行きましたら、そのトップの位置から直ぐに、本当に直ぐに左腕の外旋動作をすることで、バックスイングの完了時に飛球線ラインの後方を向いていた上半身(胸面)を下半身(足の裏)の左回転で上半身を飛球線ラインの正面を向くように戻させるのではなく、トップの位置から直ぐに左腕の外旋動作をして、その外旋動作をしたヘッドの遠心力に引っ張られるようにして、飛球線ラインの後方を向いていた上半身(胸面)を飛球線ラインの正面に戻させるのです。
なので、下半身(足の裏)で戻してはいません。
本当は桑田プロの言われる「背中:足の裏」で戻したいのですが、まだまだなんですね(冷や汗)
でも、今の私には、この方が安定性を持ってスイング出来ますので、良しとしています。
そんなことですので、いきなり、桑田プロの動作を行うということではなく、段階を踏んで進まれては如何でしょうか(笑顔)
ゴルフスイングで一番重要だと思っているのが、軸(背骨)です。
この軸(背骨)が崩れると何をどうしようが、良くはなりません。
稀に良い時もあるでしょうが、桑田プロに言わせれば、「ナイス偶然」ということなのだと思います。
ということは、逆をいえば、軸(背骨)が崩れなければ良い結果が多くなるということになりますので、とにかく、軸(背骨)を安定させることだけを常に意識して欲しいです。
そして、それが安定的にできるような感じになりましたら、今度は、トップからスイングプレーンに沿って左腕を引くことなく、トップの位置から直ぐに左腕の外旋動作を行うことを実践して欲しいです。
尚、その時は、一切、ボールを見ずに、ボールの手前数センチの地面だけを見続けながらスイングして下さい。
長くなりましたが、これだけを意識して練習していけば必ず良くなってきます。
そんな訳ですので宜しくお願い致します。
ではでは、お互い頑張りましょうね(笑顔)
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たまには、違うことも勉強して、そして、良いところは取り入れたいですね。
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