<読者より>
seonpapaさん、こんにちは。
私はseonpapaさんよりも年上の66歳です。
ゴルフが大好きで、seonpapaさんの動画を見て参考にさせていただいております。
動画の中のコメントで、2点気になったことがありましたので、質問させていただきたいと存じます。
1.前倒しの開始 seonpapaさんは「トップから直ぐに前倒し開始」と仰っておられますが、動画を見てると、手元が右腰の辺りに下りてきてから前倒しを開始されているように見えます。
そして、私自身も手元が右腰の辺りに下りてきてから前倒しを開始する方が結果が良いように感じています。
また、その方が「グリップエンドを真下に向けてダウンスイング」を行っているプロのスイングにも近いように思えるのですが、いかがでしょうか?
2.インパクト付近のフェースの向き 前倒しだけを行った時のインパクト付近でのフェースの向きについて、seonpapaさんは「フェースが地面を向いているが、これに身体の回転が伴うと、フェースが飛球線方向を向く」というようなニュアンスのコメントをされているように思います。
しかし、私が同じようにすると、フェースは地面ではなくて左側を向くように思えるのですが、これは前倒しの仕方が間違っているせいでしょうか?
以上ですが、もしお時間がありましたら、御教示いただけると幸いに存じます。
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<私より>
こんばんは。
コメントありがとうございます。
また、返信が大変遅くなって申し訳ありませんでした。
そして、いつも見て頂いてありがとうございます。
先輩方に見て頂いて本当に嬉しいですよ~
さて、ご質問の件ですが、私がしつこいくらい言っている「トップから直ぐに左腕の外旋動作」についてですが、やはり、この通りの表現になります。
といいますのは、トップの位置から少しでも、スイングプレーンに添って左腕を引いてしまっては、バックスイングをした歳に右サイドに行き止まった時の切り返しの反動と言いますか、「間」と言いますか、その位置から直ぐに左腕の外旋動作をすることで左腕が下に降ろされるのであって、自分の意思というか、自分で引いてしまうと、その切り返しの反動というか、「間」というか、そういう感覚が掴めないのです。
その感覚を掴むには、それこそ、トップの位置にグリップが止まっている状態のような、まあ、止まっていることはないのですが、止まっているような状態でしか切り返しの反動が得られないのです。
だって普通に考えたら分かると思いますが、拮抗させたいのに、拮抗関係で成し得る切り返しの反動というか、「間」というか、支点となる相手側(左腕)とこちら側(ヘッド)が同じようなスタートでスイングプレーンに添って引かれてしまっては、それができないのです。
止まってはいませんが、相手側との時間差があるから切り返しの反動というか「間」というか、それが掴めるのです。
以前(クォーター理論を知る前)の私はこれが分かりませんでした。
分からなかったので、単にスイングプレーンに添って左腕を引くスイングをして、インパクト前にフェ―スを返すスイングをしていました。
なので、良いインパクトの時もありましたが、それが少しでも早まったり遅れたりしますと途端におかしくなりました。
でも今は、常に同じ位置から行っていますので、支点が定まり遠心力によってヘッドが同じように返るのだと思います。
そして後は、軸(背骨)の維持さえしっかりさせることができれば良いインパクトを迎えられるようになるのだと思います。
尚、貴殿が言われる動画を見てると「 手元が右腰の辺りに下りてきてから前倒しを開始されているように見えます。」についてですが、まさにそのようにも見えますが、違うようにと言いますか、ちゃんとトップの位置から直ぐに行っているようにも見えるのです。
あと数ヶ月で春を迎え、春にはマスターズが開催されますが、私は録画しておいた去年のマスターズを何度も何度も見ています。
すると、以前(クォーター理論を取り入れる前)なら見えなかったと言いますか、分からなかったことが少しですが理解できるようになりました。
超一流のプレイを見てますと、貴殿が言われるような感じに見えるかもしれませんが、部分的にではなく全体的に見てますと、そのように見えるのかもしれません。
でも、部分的に見ますと、やはり、トップから引いてくるスイングというより、違うようにも見えるのです。
まあ、トップからの動作の順番の違いだけなのですが、その順番の違いを実践出来ますと結果が変わってくることが多いのだと思います。
順番としては、一番始めにトップからスイングプレーンに添って左腕を引いてきて、インパクト前にフェ―スを返すというのではなく、一番始めにトップのその位置から、本当にその位置のままで左腕の外旋動作をさせるのです。
すると、自ずと左腕が下に降ろされるということです。
要は、左腕が降ろされてこないとそれが出来ないのですが、自分の意思で降ろさないというか、そういう感覚が良いのですね(笑顔)
そうそう、貴殿が言われることの中で「 グリップエンドを真下に向けてダウンスイング 」というのがありますが、たまたま、貴殿と同じ日にご質問を頂いた方に返信させて頂きましたが、このイメージは、昔、女子プロの岡本綾子プロが言われていました。
そして、それを取り入れようと真似をしましたが、私には出来ずとでもない羽目になりました(笑)
ただ、貴殿がそれを取り入れて良い感覚なのであれば、それに越したことはありません。
インパクト時に綺麗にフェ―スを包み込むようにタイミング良くスイングされているということだと思います。
尚、先に述べさせて頂いたとおり、私には常に同じ位置(トップから直ぐに)から行うことでフェ―スがきちんとボールに相対するこのやり方の方が合っているのだと思っています(笑顔)
二つ目のご質問の件ですが、フェ―スが左側を向いているとのことですが、左側とは飛球線方向ということでしょうか?
もしそうということであれば、やはりそれは少し違うかなと思います。
勿論、実際にインパクト時にフェ―スが地面を向いているようにインパクトしたら、とんでもない打球になってしまいますが、そのようなイメージというか、そのようなインパクトを迎えるように身体(胸面)が右サイドを向いている時に行うのです。
身体(胸面)が右サイド(飛球線後方)を向いている時に行うのですから、フェ―スがボールに対して地面を向いているようにしても、フェ―ス面は飛球線前方を向いているのです。
ここのイメージが本当に難しいのですが、まあ、簡単に言えば、そうでないと実際にインパクトを迎える時には間に合いませんし、インパクト時には、右肩が飛球線ラインより前に出てはいけませんでしょ。
なので、バックスイングで、飛球線ラインに対して直角に右回りした右肩が、ダウンスイングでは飛球線ラインに対して直角に左回転して、インパクト時には飛球線ラインに合わされますが、インパクト迄の右サイドでの処理動作として、何があってもそれを行いたいのです。
まあ、言葉だけで表現して説明するとなると本当に難しいですが、とにかく、それを信じてやってみて下さい。
長くなりましたが、そんな感じです。
ではでは、お互い頑張りましょうね(笑顔)
<読者より>
Seonpapaさん
お忙しい中、大変ご丁寧な返信をいただき、誠にありがとうございました。
Seonpapaさんが仰る「スイングプレーンに添って左腕を引かない」ということと、「軸(背骨)の維持」という点については、実際に練習していて、その大切さがとてもよく実感できます。
また、インパクト時のフェースの向きですが、実際にボールを打つ時は、フェースが飛球線方向に正対していて狙った方向にボールが飛んでいます。
私が「フェースが左側を向いている」と申したのは、実際にボールを打つ時ではなく、腕だけを前倒ししてフェースがインパクトの位置まで来た時に、フェースが飛球線方向よりも左側を向いているという意味です。
インパクトの位置でフェースが地面を向いていないということで、Seonpapaさんのように上手く前倒しができていないのかな?と思った次第です。
Seonpapaさんのスイングを参考にさせていただいて、以前よりも練習が楽しく感じられます。
ありがとうございます。
その練習の成果が、コースでも出せるように、これからも精進したいと思っています。
強烈な寒波が来て寒い日が続いていますが、風邪などひかれないように御自愛ください。
これからもSeonpapaさんの50代からの出直しゴルフを楽しみにしております。
この度、アベレージゴルファーの応援企画と致しまして、「ゴルフ異聞録」を開設致しました。
ご興味のある方は、是非、ご参加下さい。
応援致します。
「ブログランキング:ゴルフ部門」なんとか頑張っていま~す。 宜しくお願い致します。
たまには、違う理論も勉強して、そして、良いところは取り入れたいですね。
お時間がございましたら、見てみて下さいね~
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