(読者より)
seonpapaさん。こんにちは。
最近忙しく練習場に行けてませんでした。
久しぶりに練習してきたのですが、スイングが少し分からなくなっていました。笑
けれども、トップからの左腕の外旋を意識して練習しました。
するとほぼ左へのひっかけ球しか出ませんでした。
手打ちはフック要素なので、体の回転が足りないのでしょうか?
しかし、トップからの左腕外旋を意識すると体の回転が考えられません。
トップからいきなりすぎて極端なアウトサイドインになっているような気もします。
スイングを見ていただいてないので何ともだとは思いますが、何かアドバイスがあればよろしくお願いします。
(私より)
こんばんは、コメントありがとうございます。
また返信が遅くなって本当にすいませんでした。
そうですか、久しぶりの練習でしたか。
お仕事で忙しい中、時間を見付けて練習場に行かれるのも大変ですよね。
また、猛暑日も続いているので、練習されるのも身体的に本当に大変だと思います。
さて、ご質問に関してですが、ご質問に関しては、後でご説明させて頂きますが、先ずは、練習場に行かれなくても、また、クラブを持たなくても、練習場で練習するのと同じように良い練習方法がありますので、ちょっとご紹介致しますね。
尚、実際にボールを打つわけではありませんが、スイングで一番大切な軸(背骨)の回転イメージトレーニングができますので、本当に試して欲しいのです。
この軸(背骨)の回転イメージトレーニングは、本当に良いトレーニングであって、ボールを飛ばすには何が必要なのか、身体の何処を意識して、何処をどのようにしたら良いのかを知ることが出来ます。
何故かと言いますと、ゴルフスイングに於ける回転軸は身体の中心である背骨ですが、この背骨のどの部分を意識すると良いのか、実はこれがとても大切なことではないかと練習を重ねることで本当に感じるようになりました。
そして、それがどこなのかなと言いますと、それは肩甲間部ではないかと思っています。
肩甲間部とは左右の肩甲骨の間ですが、この中心にある7個の骨(第一胸椎~第七胸椎)から成る軸の維持がゴルフスイングに於ける回転軸として本当に大切なのではないかと思っているのです。
とにかく、この軸(背骨)が前後左右にブレずに身体の回転が出来るか否かによって方向性も飛距離も違ってくると感じています。
振り返りますと、以前の私は、少なからず、この部分の軸ではなく、背骨1本全体が軸(背骨)ではないかと思っていましたし、この部分の軸(肩甲間部)だけでも、右から左へと多少移動するようなスイングをしていました。
ただ、それでも何となく打てていましたが、今、振り返りますと、今のように、この部分を意識した方が安定性が増すのではないかと感じています。
なので、この部分の軸を絶対に前後左右に少しもブレさせずに身体を左右回転させることが出来るのか、この軸(肩甲間部)のイメージを常に意識したアドレス作りをする練習をして欲しいのです。
これは、アドレスで構えた段階で、もう身体が左回転(バックスイングに於ける右回転ではないですよ)する意識と言いますか、イメージするのです。
本当にアドレスで構えた段階でイメージするのです。
この軸(肩甲間部)を身体の中心にある回転軸として、アドレスで構えた段階で身体が左回転するイメージなのです。
今までは、アドレスで構えた段階では、身体の右回転をどのようにするかと考えていましたが、それとは違ったイメージトレーニングなんです。
そうそう、機会がありましたら、今度、ブログにて記事(前傾角度によって上部胸椎なのか下部胸椎なのかが違うように感じています。)にしてみますね。
さてさて、ご質問に関してですが、「スイングが少し分からなくなっていました。」についてですが、私も何度も何度もありました。
それこそ、今までと違ったスイングをやろうと思った時には、当たり前のようにおきるのかもしれませんね(笑)
尚、「トップからの左腕の外旋を意識して練習するとほぼ左へのひっかけ球しか出ません」「手打ちはフック要素なので、体の回転が足りないのでしょうか?」「トップからの左腕外旋を意識すると体の回転が考えられません。」「トップからいきなりすぎて極端なアウトサイドインになっているような気もします。 」に関してですが、貴殿の言われるとおり、実際にスイングを見た訳ではないので明確には言い切れませんが、貴殿のコメントの中の、特に 「トップからいきなりすぎて極端なアウトサイドインになっているような気もします。 」が気になりました。
他のコメントでも同じように感じますが、思うに、バックスイングの段階で、ちゃんと身体の右回転が成されていないように感じます。
この「ちゃんと」に関しては、バックスイングをした時には、飛球線ラインと左右の方を結ぶラインが直角になるくらいでありませんといけません。
勿論、身体の柔軟性によっては多少違ってくるでしょうが、それでも、そういう行き止まった感覚が身体にないと、どうしても、身体の右側(右半分)を使ったスイングになりやすいのです。
それが飛ばしに入った時には顕著に現れます。
そうなれば、インパクトの瞬間には、間違いなく身体が開いてインパクトを迎えます。
要は、バックスイングに於ける身体の回転不足をダウンスイング時にまかなおうとして左肩が開いてインパクトを迎えてしまうのですね。
そうなれば、間違いなく左方向への弾道になってしまいます。
手打ちはフックの要素です。
そして、身体の回転はスライスの要素です。
但し、インパクト時の身体の開き過ぎは、左方向への要素になりますので、フックの要素に左方向への要素がプラスされたら、間違いなく左方向への弾道になってしまうということですね(笑顔)
なので、修正方法としては、バックスイング時には身体の右回転不足をしないことと、身体(胸面)が飛球線後方を向いている時にトップから直ぐに左腕の外旋動作をさせて欲しいのです。
その為には、トップからの始動の順番を間違わないことですね。
一番初めに始動する順番に関してですが、それには覚えて頂きたいことがあります。
先ず、身体の部位に番号が付いています。
ヘッドには1が。
手には2が。
胸には3が。
足には4が、それぞれ付いています。
そして、ダウンスイングで一番初めに始動する箇所は1のヘッドと4の足です。
尚、足を意識するのが難しい場合は1のヘッドだけでも良いかもしれません。
そしてそして、その後に、2の手と3の胸が続いてきます。
そうそう、それに関しては、以前、動画を作っていますので、お時間がございましたら見て下さいね。
私の動画で「ダウンスイングのコツ。始動の順番とは」です。
そんな感じです。
ではでは、お互い頑張りましょうね(笑顔)
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