(読者より)一部省略
前略seonpapa様
お世話になります。
前倒し練習を始めて半月ほどです。
練習中に前倒しが上手く出来たと感じることはあるのですが、それは球筋だけで判断できるものでしょうか?
例えば、芯を喰ったと感じることができたうえで、球筋がドローなら◯、ストレートなら△、フェードなら??などと、単純に判定してよいのでしょうか?
インパクトまでのシャフトやヘッドの軌道は自分自身の肉眼では追えないわけですが、球筋とは別に身体の動きのどこかで前倒しの出来の善し悪しが判断できる方法がありましたら教えてください。
お時間に余裕がある時で構いませんのでよろしくお願いします。
また、以下に私のプロフィール的なこと、ゴルフ練習遍歴をご紹介します。
暇があれば一読して笑って叱咤激励いただければ幸甚です。
1.昨年までのこと
私の平均的なスコアは100。
打球の球筋は基本的に高く吹き上がるフェードで弱々しいもの。
コースに出てスコアが良くても(100を切っても)掴まり感や振り抜け感を感じる気持ち良いショットが出来ることが少ないので心底楽しめたラウンドはほとんどありません。(なのにまだゴルフは好き)
そして、一緒にラウンドしている先輩や友人の力強い球筋を横目で見ながらそれを羨むばかり。(スコアは羨まない)
打ちっ放しの練習は大好きですので時間があれば練習していました。
でも振り返ればそれは、向上心はあるものの具体的な課題はなく、数打っていれば何かヒントやきっかけが掴めかるだろうという程度の練習。
一本の番手だけで100球も打って終わり頃に何となく掴まった感のある真っ直ぐな球が安定して打ててその日の練習に満足するという繰り返し。
ラウンド直前はいつもマズマズの仕上がりと思い込み。
そして、コースに出るととたんに悪玉アドレナリンが身体を駆け巡り練習成果は全く発揮できないというお決まりのオチ。(まじバカです)
2.心機一転
スコアメイクは二の次として、何とかして力強いドローボールを安定的に打てるようになろう!自分なりのスイングを確立しよう!と昨年末から真剣に試行錯誤をはじめました。
年始以来、練習は毎週土日に各2時間。
ネット上のレッスンアドバイスを参考にしつつ、主にアウトサイドインの矯正とインパクトに向けてのフェースの返しを課題に練習を継続中。
また3月には、ずっとお譲りばかりを使い回してきた一式のクラブを全て自分好みのマイクラブに新調し、練習熱はさらに上昇。
3.練習成果と新たな壁
その後練習場でのアイアンの球筋はストレートが70%,ドロー20%、フェードとプッシュアウト10%といったところまで改善。
ただしアイアン(#5まで)に集中した練習のため難題のドライバーに向き合ったのは5月に入ってからのこと。
いざアイアンでつかんだと思っていた感覚で振ってみても、球が掴まらずに相変わらず右方向への弱々しい球ばかり。( ; ; )
まだ重要な何かが足りていないのだ、、、
4.素晴らしい拠り所の発見
ドライバーで行き詰まり、ネット上のレッスンコンテンツを漁っていたところでクウォーター理論とseonpapaの動画にたどり着き、早速練習に取り入れて、なるほどと思う手ごたえを感じ今日に至る。
(私より)
こんにちは。
コメントありがとうございます。
また返信遅くなり申し訳ありません。
ゴルフ練習遍歴見ましたよ~(笑顔)
皆、同じですよ~
読んでいて、数年前の自分を思い出しました(笑)
練習に於いても具体的な課題も無く、ただ単に球数だけが増えていましたし(笑)
でも、桑田プロに出会ってからは、練習時には、必ず課題を設けて練習に入りました。
直ぐにできる訳はありませんから、それこそ、何度も何度も、極端にやりました。
たぶん、練習場にいた他の方々は、何やっているんだろうと思ったと思います(大笑)
でも、それが良いんですよね。
今までと真逆なくらいやるんです。
しかし、前倒しの練習を初めて半月で上手く出来たと感じることができたら凄いですよ~
大事なことは、ご自身で今までと何かが違うと感じることなのですが、そういう感覚的なことが大切なんです。
桑田プロが言われておりますが、「今までと真逆なことをやるくらいのつもりでやりなさい。」と言われておりますが、それは本当にそうであって、私自身、それは感じました。
勿論、貴殿の言われている「弾道で判断する。」ということもありますが、何ていうのか、右サイドだけで処理が出来たと言いますか、腕を振らないスイングと言いますか、とにかく、今までと違う感じがしたんです。
スイングプレーンに沿って左腕を引くような感覚ではなく、アドレスからバックスイングからダウンスイングに至るまで、本当に違う感覚なんですね。
特に、トップからのイメージは本当に違いますね。
桑田プロが言われておりますが、ダウンスイングに向けて「ヘッドを落とさないのですよ。」と言われておりますが、まさになんですね。
トップの位置からヘッドを落とすという意識ではなく、そのまま左腕の外旋動作をするだけで、自然に勝手に、本当に勝手に降りてくるんです。
これが一番不思議でした。
ただ、今でも、それが信じ切れないと言いますか、人間の持って生れた性と言いますか、場合によっては、どうしても、ヘッドを降ろしてしまうようなスイングになってしまった時には、右肩も下がるし、軸(背骨)も「くの字」のように曲がってしまうことが多々あります。
これを起こさないようにするために、何度も何度も身体に染み込ませようと練習していると感じています。
なので、ストレートボールだからフェードだからドローだからという感じではなく、腕を振らないという感覚なんです。
要は、右サイドだけで左腕の外旋動作をして、インパクト以降にターンする感じなんです。
こればかりは、その人の感覚なので、言葉でご説明してもなかなか的を得られないかもしれませんね(笑顔)
尚、球筋の違いは、「背中・足」の「足」の操作で違ってきますので、右サイドだけでの処理動作自体は同じだと思います。
なので「前倒しの出来の善し悪しが判断できる方法」につきましては、私だけの事ではありますが、勿論、「弾道の良し悪し」もありますが、やはり、インパクトまでは体重移動はなく、軸(背骨)の維持が出来て、右サイドだけで左腕の外旋動作をすることが出来た時に感じるあの感覚かなと思います。
インパクトの感触と言いますか、打感が違うんですよね。
何だか、ご質問に対して、いい加減な回答をしておりますが、「判断できる方法」については、弾道以外では、感覚しかないんです。
そうそう、今度、練習に行かれましたら、トップの位置にあるグリップはそのままで、まさに、その位置から絶対に動かさないと言いますか、とにかく、腕を振らずに腕を下に降ろさずに、ヘッドを降ろすことも無く、軸(背骨)を保ったまま、ボールを見ずに、手首のコックを解くことなく、右サイドだけで左腕の外旋動作をしてみて下さい。
もしも、右サイドだけで左腕の外旋動作をするイメージが湧きませんでしたら、手首のコックを解くことなく、軸(背骨)を保ったまま、「絶対にヘッドを降ろすことなく」スイング(身体の左後方回転)してみて下さい。
ヘッドを降ろすことなく振れるのかと思われますでしょうが、これが不思議なんですが、勝手に自然に降りてくるんです。
(3:40で始まる場面)
この感覚を掴んでしまったら、本当に楽しいのです。
そして、その時は、ボールを見てはいけませんし、ボールを意識して当てに行くような感じもいけません。
要は、今までと真逆なくらいのことをやるのです(笑顔)
ではでは、お互い頑張りましょうね~(笑顔)
(読者より)
毎回、大変ご丁寧にご教示いただきありがとうございます。
アドバイスいただいた、トップからの左腕の外旋動作を意識して練習し、papaさんのおっしゃる感覚がつかめるよう頑張ります。
(私より)
こんばんは。
コメントありがとうございます。
また、返信遅れて申し訳ありませんでした。
丁寧だなんてとんでもないですよ~
素人ジジイが勝手に述べているだけですので・・・・・。
ただ、同じ悩みを持つ者同士として、競い合って頑張れれば良いですよね~(笑顔)
ではでは、お互い頑張りましょうね~(笑顔)
「思うこと」
桑田プロが言われている「絶対にヘッドを落とさない」ということに関しては、まさにそうなんです。
私自身、初めてこの動画を見た時は、ふざけないでと思いました。
だって、そんなことができる訳がないでしょと・・・・・
でも、不思議なんですね。
ヘッドをボールにヒットさせようという意識がありますと、それが出来ません。
人間の本来生まれ持った感性で出来ないのです。
右肩が下がり右手で合わせに行ってしまいます。
これは、正しい感性であり、正常な事なのだと思います。
だからこそ、この感性を止めるような感覚が欲しいのです。
物は試しに、ボールが無い状態で、同じようにトップからヘッドを落とさずに身体の左後方回転をしてみて下さい。
但し、その時の右手首の角度は何があっても絶対に甲側に折れないようにして下さい。
左脇が空かないように左肘を締めながら身体の左後方回転をするのです。
軸(背骨)を保って左目で地面を見つめて、軸(背骨)を対象にして回転するのです。
意識は「絶対にヘッドを落とさない」という意識です。
ほら不思議でしょ。
落とさないと思ってスイング(左後方回転)しても、自然に勝手にヘッドが降ろされて来ませんか(笑顔)
ではでは、頑張って下さいね~
この度、アベレージゴルファーの応援企画と致しまして、「ゴルフ異聞録」を開設致しました。
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応援致します。
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たまには、違う理論も勉強して、そして、良いところは取り入れたいですね。
お時間がございましたら、見てみて下さいね~
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