ご質問に対する回答

「背中・脚」と「手打ち・足の裏」の繋がりですが、要は、横の回転と縦の回転のことなんです。

<読者より>
こんにちは。
いつも、動画のアップを楽しみにし、参考にさせていただいてます。

練習場ではなかなか思うように打てませんが少しでもseonpapaさんに近づけるように練習あるのみです。

今回、桑田プロの提唱されている「背中・脚」の動画、よかったです。
私の中でもう一つ感覚が掴めてないのがこの「背中・脚」と「手打ち・足の裏」の繋がり方なんです。

seonpapaさんなりのスイングの中での解説をいただければありがたいです。

9番アイアンでしっかり掴まったボールが出るのですが目標より左め(5から10ヤード)に飛んでいきます。
右肩の突っ込みのせいか、足が使えてないのか、試行錯誤中です。

「背中・脚」の脚を意識しすぎると球は右にですぎます。
練習しかないですかね。

背筋痛が・・・・。
歳か・・・。
労わりながら頑張ります。

<私より>
こんばんは。
返事が遅くなってしまいすいませんでした。

やっと、時間が空きました。
そして、いつも見て頂いてありがとうございます。

練習、頑張っておられるのですね。
今回の動画、良かったとのことで嬉しく思います。

さて、ご質問の件ですが、「背中・脚」と「手打ち・足の裏」の繋がりですが、要は、横の回転と縦の回転のことなんです。

クォーター理論は右側四分の一での操作ですが、バックスイングで右肩が背骨を軸として後に90度回転(身体の柔らかい人)しますが、回転させる箇所(筋肉)は上半身なんですね。

そして、インパクトに向けて、その後ろに回転した肩を戻さなくてはなりませんが、その際の動作と言いますか、回転を戻す箇所(筋肉)は下半身なんです。

ここでいう大事なことは、トップからの回転した肩は上半身で戻してはいけないのです。
必ず下半身の動作で戻すのです。

下半身が回転すれば、繋がっている上半身も遅れて戻されますでしょ。

但し、ここで大切なのが、戻す位置はボールに対して正面(何故なら、クォーターだから。※四分の一なのです。)です。
その後は、フィニッシュまで惰性で回転するのが良いのです。(※ 年齢や身体の硬さによって違います。)

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話が戻りますが、下半身の回転で戻す、その捻転差がパワーを生むのです。
これが「背中・脚」なんです。

そして、次が、「手打ち・足の裏」ですが、これは、縦の回転です。
クラブでの縦の回転は、フック系統の作用があるのです。

なので、単に「背中・脚」をやらないで、手打ち(右肩~左肩:けして右肩~ボール~左肩はありません。)だけをしますと左下に引っ掛けるボールになるのです。

これが大事なんです。
これができないとボールの芯に当った強い飛球にならないのです。

ただ、これだけですと、常に左下方向にボールが行ってしまうので、真っ直ぐにするためにインパクトから正面を向いていた身体を左に回転をさせて、ボールを真っ直ぐにさせますが、その意識として重要なのが「足の裏」なんです。

「足の裏」を意識することで、インパクトから自然に回転できるのです。
要は、ボールを打つという感覚ではなくて、決められた動作をすることできちんとしたスイングになるのだと桑田プロは言っています。

そして「ボールを見ないこと」はとても重要なんですね。
見てしまうと、人間の性として、無意識に当てにいってしまうという動作が入ってしまうのです。

なので、ボワーと見えているかなという感覚が大切なんです。

目を瞑ってしまうとバランスが取れませんので瞑りはしませんが、ボールの手前数センチをボワーと見つめて、「背中・脚」「手打ち・足の裏」というこれだけのことを意識して練習しますと、必ず本当に必ず良くなってきます。

9番アイアンで目標より左に出るのは、良い傾向です。
ボールがつかまっているという証拠ですので。

そして、手打ちの後から、足の裏というタイミングを少し早くしますと、真っ直ぐな飛球になります。

尚、「背中・脚」の脚を意識し過ぎて右に出てしまうのは、脚の動作が早く身体が開いてしまって手打ちが間に合わないのです。

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今後の練習ですが、慣れるまでは、右に左に行きますが、どうした時に右に、どうした時に左にと、意識して練習してみて下さい。
それさえ自分で分ってしまったら、後はどうしたら良いのか自然に分かりますから。

尚、偉そうに書いてますが、これは全て、桑田プロのクォーター理論ですので(笑) 
ではでは、頑張って下さいね。

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