<読者より>
明けましておめでとうございます。
本年もpapa様の動画、ブログ、ご教授楽しみにしております。
「完全版:前倒しの仕方について」見させていただきました。
僕は『こうじゃない』と言われてました前倒し方法でやっておりました…
ヘッドを1番に動かして『遠心力で前倒し』のところで疑問なんですが、これは飛球線後方にヘッドを投げ出すこととは違うのでしょうか?
以前ブログで、ヘッドを後方に投げ出す感覚ではないと言われてましたので、どういう感覚なのか教えていただけると幸いです。
またこれですとコックもほどくような感覚になりますが、こちらも違うと言われておられましたので、ちょっと分からなくなってしまいました…
お時間ある時にでもお返事いただきたく思います。
<私より>
明けましておめでとうございます。
そして、ブログからURLを探して頂いたようですね。
でも、少し早いですよ~
単にURLをを探しただけでしょ(大笑)
今回の目的は、色々な方々の悩みや練習方法等、それを皆さんに感じ取って頂きたかったので~す(笑顔)
まあ、でも、探求しようとされる気持ちは、とっても良いことなので前向きに頑張りましょうね~
さて、ご質問の件ですが、「ヘッドを飛球線後方に投げ出す感覚ではないと言われましたので」ということに関してですが、まさにその通りです。
飛球線後方には投げ出しません。
飛球線後方に投げ出すスイングは、昔(何十年も前)、私達が若かりし頃に「V字スイング」や「縦振りスイング」というのを教わりましたが、そのイメージは、単にヘッド(フェース面は関係なく)を飛球線後方に投げ出すスイングで、投げ出したという瞬間に身体の左後方回転を伴ってヘッドを戻すようなイメージでした。
シャフト自体を縦に振りますので、ヘッドは遠心力に伴って円の最たる円弧を描きながらインパクトを迎えますが、ちょっとでも左の脇が開いてしまいますと、それこそ、シャンクみたいなスライス系の弾道になってしまうというスイングでした。
なので、このスイングが嵌った方は凄く良かったですが、人によっては難しいスイングでもありました。
そして、私にも難しかったです・・・・・・・。
なので、「V字スイング」ではありませんから、飛球線後方に投げ出すスイングではないのですね。
ヘッドを30-40cm 位しか動かさないショートパットは、ヘッドが真っ直ぐ向いているかどうかが結果に直結します。『レーザーコーチパッティング』は、アライメントの確認が簡単に出来るので、パッティングの練習に大変役立っています。レーザー光を真っ直ぐ動かすよう意識する事で、理想的なインサイドインのストロークが身につきます。
パターフェース前方のレーザー光の長さをバックスイング幅に調整し、レーザー光の先端がボールに当たるまでバックスイングすれば、正しいバックスイングになります。様々なバックスイング幅でのトレーニングを繰り返すことで、正しい距離感が習得できます。
レーザーコーチ パッティングが、ご愛用のパターのスイートスポットの方向の動きをレーザー光のラインで示しますから、ボールにインパクトする時に少しでもフェース面が目標方向からずれていれば、ハッキリそれを自覚できます。ボールにインパクトする時に、レーザー光のラインが目標方向に沿うように繰り返し練習して、スキルアップにつなげましょう。
「前倒し」ですから、対象となるのがフェース面なのです。
ヘッドというイメージではなく、フェース面(左手の甲)を前に倒すのです。
トップの位置からスイングプレーンに沿って左腕を引くことなく、本当にその位置から直ぐに左腕の外旋動作をするのです。
イメージとしては、トップの位置からコックを解くことなく、左手の親指が前(飛球線ラインの正面)に倒れるようにしながら、左腕が外旋されて、そして、アドレスで構えた左腕があった位置に戻されるのですが、その時(アドレスで構えた左腕の位置)の左手の親指は飛球線方向(前方)を指しているという感じなのです。
なので、貴殿の言われる「これですとコックも解くような感覚」ということにはなりません(笑顔)
そして、私が常にイメージしていることですが、「前倒し(左腕の外旋)を行うには、トップの位置から、シャフト上にある左手の親指を前(飛球線ラインの正面)に倒すようにしながら、左肩が支点となって左腕が降ろされてきて、左腕がアドレスで構えた位置に戻った時には、左手の親指は飛球線方向を向くのである。」という感じです。
それから、あと大切なことが「トップの位置」なのです。
トップの位置は高ければ高いほど良いのではなく、「前倒しの一番し易い位置」にトップが成されることが良いのです。
試しに、ご自身で「この位置(トップ)なら左手の親指を前(自分の正面)に倒しながら、左腕を外旋させて、アドレスで構えた左腕の位置に戻しやすいな。」という位置を見つけ出して下さい。{注意:左腕をスイングプレーンに沿って引きやすい位置ではありません。}
尚、身長に伴う前傾姿勢や関節の柔軟差によって、人によっては違ったりしますので、その人にとって、一番、前倒しがし易い位置は違うと思っています。
要は、アドレスで構えた左腕の位置に戻されるようにすることが大切であり、それをトップの位置から行うにあたっては、前倒し(左腕の外旋)のしやすいトップの位置があるのです。
前倒し(左腕の外旋)のしやすいトップの位置です。
上げて下ろすのではなく、前に倒しやすいトップの位置ですね。
それから、他の方にもご説明させて頂きましたが、「ゆっくりスイング」をしてみて下さい。
いつもよりゆっくりスイングするというのが、何故、大切かと言いますと、スイングという動作自体が、どうしても、身体を使って腕を振ってというイメージから抜けきれませんと、スイング自体が速くなってしまうのです。
そうしますと、トップの位置から直ぐに左腕の外旋動作をすることが難しくなります。
というのは、スイングプレーンに沿って左腕を引いてしまう動作の方が強まってしまい、トップの位置から直ぐに左腕の外旋動作をすることができなくなってしまうのです。
思うに、スイングは、早ければ良いというものではないと思っています。
あのタイガーウッズもスイングが速まってしまったためにコントロールを失いおかしくなってしまいました。
長くなりましたが、そんな感じです。
ではでは、お互い頑張りましょうね~(笑顔)
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