ご質問に対する回答

「右サイドでの処理」 ボールから先の左サイドのことは一切考えないのです。

<読者より>
papaさんいつも勉強になる動画ありがとうございます。
ブログも毎日欠かさず見させていただいてます。

以前から何度か質問させていただいますが、やはりドライバーがダメでコースでも持つのが嫌になってきて、イップス状態です…(涙)

またいくつか教えていただきたく、質問させてください。

まず前倒しのタイミングはトップから1ミリも引くことをせず前倒しするのは理解できたのですが、腕を外旋させるスピードはどうやられてますか?

一瞬でパッと外旋させるのか、ゆっくりフワーッと外旋させるイメージなのかどちらなのでしょうか?? (アイアンとドライバーでイメージが変わるのですか?)

それと最近気になるのは左肘なんですが、これは力を入れてでも伸ばした方がよろしいのですか?

またトップでは手元は身体の正面にあるような感じになるのでしょうか?

何個も質問して申し訳ないんですが… ドライバーの場合、ボール位置は左にありますが、その5センチ後ろを見ておくと、真ん中よりも左側に位置しますが、ドライバーの場合はもっと右を見ておくほうがいいのですか?

お忙しいところ申し訳ありませんが、ご回答いただけると幸いです。

スポンサーリンク

<私より>
こんばんは。
コメントありがとうございます。

また、返信遅くなり申し訳ありません。
こちら色々と手が離せないことがありまして・・・・・(笑顔)

さて、ゴルフに関してですが、ドライバーの調子が良くないのですね。
それは理解致しましたが、先ず、ご質問内容の件より、幾つか確認と実践して欲しいことがありますので、それだけをやって欲しいです。

といいますのは、トップからの直ぐの前倒し(左腕の外旋動作)のスピードやタイミング的なことに関しては、実際に貴殿のスイングを見てみませんと一概には言えません。
勿論、このようにした方が良いということは言えますが、それでも、難しいのです。

スイングについては、プレイヤーの年齢、性別、体格、経験年数、力量等によって、ご本人の感じ方が違いますので、ここがこうだとかというのが難しいのが本音です。

それでも、ポイント的に大切なことは幾つかありますので、それはお伝え出来ますが、それこそ、私が動画でも、ブログでも、毎回毎回、述べさせて頂いているとおりです。

幾つかポイントとしては、次の通りです。

1、トップ(身体の胸面は飛球線後方を向いています。バックスイングは省いています。)からの直ぐ(1ミリもスイングプレーンに沿って左腕を引くことなく)の前倒しは何があっても実践する。

2.トップの状態で、前倒し(1ミリもスイングプレーンに沿って左腕を引くことなく)をすることで、右サイド(飛球線後方)を向いていた身体が戻される(ボールに対して正面に向く)感覚を感じることが大切です。

3、インパクトの瞬間は飛球線ラインより右肩が前に出ないこと。

まだまだ、細かいことを言えばあるのですが、先ずは、この右サイドでの三つの処理事項を行えるようにして欲しいのです。

けして、そんなに大変なことではないと思います。
ゆっくりでも良いので、何度も確認しながらイメージ作りをして下さい。

そして、これが出来ませんと、先には進まない方が良いと思います。

そんなことですので、是非、実践してみて下さい。

尚、確認事項ですが、貴殿のドライバーの目的は何でしょうか?
飛距離ですか、それとも方向性ですか?

そして、練習場とコースとの違い分けは何でしょうか?

練習場なら思いっきりスイングできますが、いざ本番となりますと、途端に打てなくなります。
これって、素人なんだから当たり前ですよね(笑顔)

いつもいつも練習場と同じように打てているなら、それこそプロにでもなった方が良いです。

例えば、コースで、10~14回、ドライバーを打つことがあったとしたら、そのうち、何回、良い弾道になるでしょうか。
私なら、半分、良い弾道であったら、それだけで嬉しいですし、一日、良い気分です。(笑顔)

素人なんてそんなもんです。
いくら練習場で良い球を打てても、コースでは景観やメンタルな部分で出来なくなるのが当たり前なのです。

だから、それで良いと言い聞かせて下さい。

スポンサーリンク

そして、一番実践して欲しいのは、コースでは、練習場の七割のスイングで打って欲しいのです。

いざ、七割といっても、間違いなく、もっと振ってしまいます。

イメージとしては、練習場より20ヤード落としたスイングをするのです。
当てにいくのではありません。

先の述べた「右サイドでの処理」をイメージして、ボールから先の左サイドのことは一切考えないのです。
イメージも持ちません。

 

このことは、人によっては、「なに言っているんだ」と言われる方もおられるでしょうが、今の段階では、それで良いんです。

先ずは、何があっても、右サイドの処理事項だけをイメージして欲しいのです。

それだけで良いんです。
それができるようになりましたら、ご自身でも驚くほど変化しますから(笑顔)

本当ですよ。
思いっきりスイングするのと殆ど変わらない飛距離と方向性も良くなります。

それを信じてやってみて下さい。

それから、ご質問の私のスイングイメージは以下の通りです。

タイミングは、トップの位置に左手(グリップ)が上がった時(止まってはいませんが、止まっているような感覚の時)に、そのトップの位置のままで、左腕の外旋(外旋動作をすることで左腕がトップから下りてくる感じ)をしますが、長いクラブと短いクラブでは、ヘッドの戻り方が違うので、その戻りを待っているような感覚です。

なので、パッでフワ~でもなく、そのクラブ毎に違う感じです。
これは、ご自身でしか分かり得ないことです。

また、左腕は折れない腕(突っ張り過ぎず、また、力が入り過ぎずに折れ曲がらない腕)を理想としています。

それから、手元(グリップ)は身体の正面の幅の中で納まることが大切です。

そんな感じです。

ではでは、お互い頑張りましょうね~(笑顔)

スポンサーリンク

この度、アベレージゴルファーの応援企画と致しまして、「ゴルフ異聞録」を開設致しました。
ご興味のある方は、是非、ご参加下さい。
応援致します。

「ブログランキング:ゴルフ部門」なんとか頑張っていま~す。 宜しくお願い致します。

しかし、桑田泉 クウォーター理論 恐るべしです。
お時間がございましたら、見てみて下さいね~

桑田泉GOLFスコアUPの奥義  日本文芸社

記事が参考になったらランキングバナーのクリックで応援お願い致します。励みになります。



スポンサーリンク

ピックアップ記事

  1. 前倒しのタイミングの取り方について。 左手の小指と薬指が鍵かな・・・・・・
  2. これが本当にやりたかったスイングなのです。
  3. 「見えない糸」の距離が変わらなければ、軸(背骨)はブレません。
  4. 身体(胸面)が飛球線後方を向いている時(両肩が飛球線ラインと直角の時)に右サイド…
  5. 左腕の小指薬指側の筋肉にテンションが掛かりますので、そのテンションが掛かったよう…

関連記事

  1. ご質問に対する回答

    アドレスで一番大切にしているイメージ

    (読者より)seonpapa ブログを拝見しました!まさか載る…

  2. ご質問に対する回答

    ダウンスイングのコツ 始動の順番とは

    <読者より>今日は、以前帰省するときは温泉にゴルフの練習をするコメ…

  3. ご質問に対する回答

    「保険」としてのスイング

    <読者より>はじめまして。いつもぱぱさんのナイスショットで勉強…

  4. ご質問に対する回答

    その動きを行うに当たっては、インパクトまで下半身は一切動かしません。

    (読者より)初めまして!私も今年で23歳ゴルフ歴は1年経たない…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。
  1. 嬉しいコメント

    スイングの基本である大項目をやらずして、中項目や小項目ばかりをやるから続かないの…
  2. seonpapaのゴルフ動画

    「クラブを立てる」ということ
  3. seonpapaのゴルフ動画

    「100切りゴルフ」前篇
  4. seonpapaのゴルフ動画

    何故、飛ばそうという意識がいけないのか・・・
  5. ゴルフ雑記

    これが本当にやりたかったスイングなのです。
PAGE TOP