(読者より)
Seonpapaさん
いつも楽しみに拝見させていただいております。
軸の大事さはその通りですね。
Seonpapaさんのスイングは、前倒しと軸がぶれないで澱みのない体の回転がタイミングが素晴らしいなといつも感じています。
体の回転について何かヒントをいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
(私より)
こんにちは。
コメント&いつも見て頂きましてありがとうございます。
はい、そうなんですよね。
本当に軸(背骨)の維持は大切なんです。
これがブレてしまうようなスイングスピードなら、飛距離は落ちても軸(背骨)の維持を保てるスイングスピードの方が良いと思っています。
なので、何があっても軸(背骨)の維持です。
さて、ご質問の件ですが、身体の回転に関するヒントについてですが、ヒントと言いますか、その前に身体について考えて欲しいのです。
身体は大きく分けて二つに分かれますよね。
そうです。
下半身と上半身です。
そして、何事もそうですが、土台が崩れてしまってはどうしようもありませんので、土台の安定が大切なのです。
そうなりますと、下半身と上半身とでは力の配分が違ってきます。
私が練習仲間の先輩方にアドバイスしていることは、極端かもしれませんが、下半身に80%、上半身に20%の力配分かなと言っております。
何だか適当な配分ではありますが、それだけ下半身と上半身とでは力の入り方が違うのだということだけを意識して頂ければそれで良いのです。
ゴルフボールは地面にありますが、常にフラットな場所にあるわけではありません。
なので、ボールのある地面に対して、どのようなアドレスと取って、どのようなスイングをしていくのか、それで決まってしまうのかなと思っていますが、それが常時できないのが私を含めたアベレージゴルファーなのだと思います。
プロや競技プレイヤーや片手シングルの方々は、場数を熟しているというのもありますが、ライに合わせたスタンス取りが本当に上手なのだと思います。
スイングしてヘッドが下りてくる位置にボールがあるようにスタンスを取りますので、ボールに当てに行くというような、ボールにヘッドをぶつけて行くようなスイングはしないのですね。
ボールがある地面に対して作った軸(背骨)に対してスイングして行くのですが、その軸(背骨)を崩さず左右均等に身体がコマのように回転できれば良いのではありますが、その左右均等にというイメージが時には悪さをしてしまいます。
大切な事は、トップからダウンスイングに移行して行く際に両肩はレベルに回転してインパクトを迎えに行きますが、インパクト時には、何があっても、右肩が飛球線ラインより前に出ないようにしなければなりません。
トップからインパクト迄のクウォーター部分での身体の回転は下半身の左後方回転(クウォーター理論:背中、足の裏)で行いますが、インパクト後は、勝手に自然にフォローが取れれば良いのであって、それを左右均等にということを意識し過ぎてしまいますと、身体の回転ばかりが先行してしまって、ヘッドが遅れてしまうのです。
そうなればフェースは開いてスライス系統の弾道になってしまいます。
そして、それが不味いと思って、インパクト時にフェースを返すので、今度はドフックかチーピンのような弾道にも成りかねないのです。
なので、ゆっくりと弓を引くようにしてバックスイングをした段階(両肩のラインが飛球線ラインに対して直角になる)で、本当にその段階で足の裏(唯一、地面と接触している部分でしょ)を左回転させるようにしながら下半身(腰部)を左回転させ、連れられてと言いますか、遅れてと言いますか、時差を設けた上半身の回転が成されるのです。
その時の軸(背骨)は、その位置から動かないようにしますが、多少は動いてしまいます。
動くと言っても、右(後方)から左(前方)ならまだ良いですが、前後のブレは不味いです。
なので、体重移動と言いますか、身体移動はありません。
その場で回転するのです。
本当に1mmも軸(背骨)がブレないという意識です。(勿論、そんなことは無理ですが:笑)
要は、アドレスで構えた段階で、バックスイングをしていく段階で、右肩が上がってはいけません。
上がったものは下がるしかないからです。
ダウンスイングに移行する際には右肩は下がらないようにしたいのです。
なので、バックスイングをしていく段階では、右肩は真後ろに引かれるように回転するのです。
それこそ、誰かに「おい」と右肩を後方に引かれるかのような回転です。
そして、その動作をして、両肩のラインが飛球線ラインと直角になったら、上半身はそのままにしておいて、足の裏を左回転させるようにしながら下半身を回転させて、繋がっている上半身を回転させて戻すのです。
この動作が、身体を二つに分けた動作であって、これがとっても大切な回転に関する要素になります。
尚、私の動画では、初心者やなかなか100切りが出来ない方には、この動作は薦めておりません。
スイングには段階があると思いますので、初心者の方やなかなか100切りが出来ない方には、先ずは、軸(背骨)の維持とトップから直ぐに左腕の外旋動作を行うことをだけをお伝えしています。
この動作も、身体の回転(レベル回転)は、バックスイング時には、身体(胸面)が飛球線後方を向いている時に、トップから直ぐに左腕の外旋動作を行うことをして、そして、インパクト時に右肩が飛球線ラインより前に出なければストレートか僅かなドロー系統に弾道にしかならないとお伝えしております。
話を戻しますが、そして今度は、バックスイングをしてから、足の裏でダウンスイングに移行して行きますが、その際の両肩は、トップで両肩のラインが飛球線ラインと直角になっている時に、バックスイングの逆の動作と言いますか、今度は、左肩を誰かに「おい」と真後ろに引かれるようにして回転されるように、地面に対してレベル回転(左後方回転)するのです。
その為には先に述べさせて頂いたように、下半身と上半身の力配分が違った方だ良いのです。
上半身はどっしりとした下半身の土台の上でリラックスしたようにゆったりと回転するイメージなのです。
それを「背中~足の裏」で行うのですが、初心者の方やなかなか100切りが出来ない方にはいきなりは難しいので、先ずは、軸(背骨)の維持とトップから直ぐに左腕の外旋動作を行うことをだけをお伝えしています。
後、タイミングに関してですが、飛ばそうとか良い弾道をとかのイメージは無くして頂いて、ドライバーであれば、200ヤード(力いっぱい振った時に250ヤード位の方は)を打つイメージでスイングするのです。
そして、ゆったりとしたスイングを心掛けて欲しいのですが、その時は、トップにあるグリップ(両腕)は、その位置に置いておくと言いますか、その位置から(行っても、トップから数センチ)直ぐに左腕の外旋動作をしますが、何があっても、右腰の高さを越えて(それ以上、下げて)まで左腕の外旋動作をしないで下さい。
私の場合は、トップから数十センチの段階で左腕の外旋動作は終了します。
それを延々とインパクトまでやり続けますと、ドフックになってしまいます。
要は、ヘッドをボールに当てに行きながら、フェースを返すという動作をしないで欲しいのです。
長くなりましたが、もう一度言いますね。
飛ばそうとか思わずに200ヤードを打つイメージで、ゆったりとしたスイングで、リズム良く、下半身と上半身の力配分を考慮して、右肩と左肩が真後ろに引かれるように軸(背骨)の維持して回転するのです。
そして、課題を最小限としたならば、1.軸(背骨)の維持と2.トップから直ぐに左腕の外旋動作を行う(数十センチで完了)ことをするのです。
そんな感じです。
ではでは、お互い頑張りましょうね(笑顔)
(読者より)
Seonpapaさん こんばんは。
返信ありがとうございます。
頂いたアドバイスには、重要なポイントがちりばめられており、大変参考になります。
感謝、感謝です。
さっそく、夕方に練習場に行って、まずはゆったりと軸を意識してスイングしてみました。
右肩を引かれて、トップから左肩を引かれるイメージを大事にゆったりのスイングを行いました。
合わせて、トップからの切り返しに左腕の外旋動作を取り入れながらやってみました。
最初は、切り返しの際に軸を中心に左肩が引かれて回転し始めることが難しく感じられ、今までのスイングが右肩を戻す動きから始めていたことを、改めて理解しました。
それが原因で、今まではスイング中に体の前傾が崩れていたようです。
その結果からか、打感がすごくよくなりました。
きっと、しっかり掴まってミートできているのかなと思います。
切り返しからの外旋動作も、スムーズにいくのですが、球の出方が引っ掛かり気味となり少し悩みました。
ローテションのタイミングを体の正面(イメージとしてはアドレスの位置)で行うと、若干チーピン気味に球が引っ掛かりました。
腕のローテーションを右足の前くらいでさせると、うまくいくのですが、どちらが正しいのか、、、、今日感じた課題でした。
9番、7番、スプーンで練習してみましたが、どれも同じような傾向です。
練習の最後のほうで、すこしスイングスピードを上げてみると、引っ掛かりはさらに強まるので、すこし悩みました。
今日の課題は、軸の安定化でしたので、ひっかけ対応は軸がしっかりしてきたところで、修正していきます。
しかし、体の使い方って難しいですね。
イメージ通りになかなか上手くいきませんね。(汗 がんばります。!!
(私より)
こんばんは(笑顔)
早速ですか~
頑張っていますね~
少しでも参考になることが出来て何よりです。
頂いたコメントを読ませて頂きましたが、実際にスイングを拝見した訳ではないので確かなことは言えませんが、球の出方が引っ掛かり気味となるとのことですが、バックスイングをして、そして、トップからダウンスイングに移行していく際の身体の回転(左後方回転)が両肩がレベルに回転するというより、もしかしたら、軸(背骨)が折れ曲がり右肩が下がるような(シャフトと同じような身体の動き)動きが入ってしまっているのかもしれません。
また、そうでなければ、インパクト時に右肩が飛球線ラインより前に多少出てしまっているのか、または、トップの位置から数十センチの間で左腕の外旋動作をするのを、もう少し下まで行ってしまっているのかもしれません。
あと、これは理解されるのが難しいかもしれませんが、桑田プロが金子さんというお若い方にアドバイスをしている動画「桑田泉プロのクオーター理論は、本当に素晴らしいです。」の3分35秒辺りから言っている「自分の目線のとおり回るだけ。一旦、ヘッドをアドレスに落とします。クラブを絶対に落とさないで下さい。それで打って貰います。」のとおり、両肩のラインが飛球線ラインと直角の状態になるようにバックスイングをして、そして、その状態で右肩の上にあるグリップはそのままにしておき(その位置に置いておく)自分の目線のとおり回るのです。
本当に右肩の上にあるグリップは、その位置に置いてきぼりにしておくような感覚で、そして、身体が自分の目線のとおり回転(左後方回転)すると同時に、その位置のままで左腕の外旋動作をする感覚なのです。
バックスイングをした段階では、身体(胸面)は飛球線後方を向いていますが、その動作をして正面でインパクトを迎えるのです。
それが本当のクウォーター部分での動作になります。
それが出来たら本当にコントロールも飛距離も良くなってきますよ~
なので、飛ばそうとかではなく、そのことが出来るようにするためにゆったりとしたスイングで練習して欲しいのです。
慣れてきましたら、スピードアップをしても良いですからね~(笑)
【おさらい】
1.軸(背骨)が折れ曲がり右肩が下がるような(シャフトと同じような身体の動き)動きが入ってしまっている。
2.インパクト時に右肩が飛球線ラインより前に多少出てしまっている。
3.トップの位置から数十センチの間で左腕の外旋動作をするのを、もう少し下まで行ってしまっている。
ではでは、お互い頑張りましょうね(笑顔)
「思うこと」
先日、遠方から就職されたお子さんに会いに来た視聴者の方と一緒に練習をしました。
以前も、早朝にも拘わらず来て声を掛けて頂いたのですが、私が練習を終わる間際でしたので、ご一緒することができませんでした。
そして、連絡先を交換して、今度、来られた時には一緒に練習したいとのことで、今回、ご一緒させて頂きました。
尚、この方は、今回、ご質問を頂いた方ではありませんが、同じようなアドバイスをさせて頂きました。
勿論、初心者や100切りが出来ない方ではありません。
それこそ、良ければ70台、どんなに悪くても80台後半というシングルと言われてもおかしくないような方でした。
ただ思うに、そのような方でも、より一層の精進をしようと思って、この「クウォーター理論」を取り入れようとされている姿は本当に凄いと思いますし、頑張っていることに対して、こちらも真剣にならなければと思いました。
何故なら、これだけの実力がありながら、今までのスイングを壊してしまうかもしれないのに、それを取り入れようとされている姿には感銘を受けたからです。
数年前まで「95を行ったり来たり」していた私と同じ境遇ではありません。
私の場合は、もう、どうしようもないというような状態でしたので、崩しようがなかったのですが・・・・・(笑)
このように実力があっても、この「クウォーター理論」を取り入れようとされる方がおられるということに対して、改めて、この「クウォーター理論」の良さを痛感することができました。
そんな訳ですので、どうぞして、皆様も「クウォーター理論」を取り入れてみませんか~(笑顔)
高齢者の皆様へ
最新のクラブも勿論良いですが、一度で良いので、騙されたと思って「クウォーター理論」を始めてみませんか~
この度、アベレージゴルファーの応援企画と致しまして、「ゴルフ異聞録」を開設致しました。
ご興味のある方は、是非、ご参加下さい。
共に頑張りましょう。
応援致します。
そして、もしお時間がございましたら、以下も見て下さい。
ゴルフ向上には身体のメンテナンスも大切です。
どうぞ、施術方法をお二人で体験して覚えて下さい。
そうそう、一番良いのは、仲の良いプレイヤー同士での参加です。
機会がありましたら、是非、体験してみて下さいね(笑顔)
「ブログランキング:ゴルフ部門」なんとか頑張っていま~す。 宜しくお願い致します。
記事が参考になったらランキングバナーのクリックで応援お願い致します。励みになります。
この記事へのコメントはありません。