ご質問に対する回答

正しいことを教えてもらって結果出てないんだから、正しくないことをやるべきでしょ。

(読者より)
はじめまして、最近このサイトを知ってとても興味深く拝見させていただいています。

上級者は見ないでください、と書かれていらっしゃいますが、一般的には上級者の部類に属すると思われる私が見ても、とても参考になり前向きに取り組もうという気にさせてくれます。

私ですが、都内在住60歳で身長は180cmです。

ゴルフ歴は浅く8年ほどですが、レッスン受けたりコースに出たりそれなりに頑張ってやってきたと思います。

今は2つのコースのメンバーでHDCPは9.2と9.5、ラウンド数は年間50-70回くらい、練習は週1,2回です。

しかし自分のスイング、球筋、ミスの多さには納得できていませんし、何より自分のスイングを動画で見ると恥ずかしくなります。

ショートゲームを磨いてスコアメイクしてきましたが、それも限界を感じていたところにクォーター理論に出会い、papaさんのサイトを知って、徹底して続けていらっしゃる姿勢がとても素晴らしいです。


数年前から行きつけのショップ所属のシニアトーナメントプロに月1,2回マンツーマンで1時間ほどのレッスンを受け続けていますが、指摘されてもスイングは改善せずもう諦めていたところに、桑田プロの「正しいことを教えてもらって結果出てないんだから、正しくないことをやるべきでしょ」という言葉にショックを受け、そのレッスン方針には同意せざるを得ませんでした。

そのクォーター理論のエッセンスを凝縮したのがpapaさんのサイトで、ご親切に質問にまでお答えいただいているところは凄すぎて敬服いたします。


ということで、やっと本題ですが、ここ数週間コースにも出ず早朝の練習場で動画を撮りながらやってきましたが、少しはいい球が打てるようにはなったものの、まだまだ身についたとは言えません。

私のスイングの最大の問題点フルスイング時の体のスウェーで、軸がブレいろいろなミスが出る、しっかりボールを叩けないという点です(なのでショートゲームは上手いのかも知れません)。

桑田プロの「ボールは見るな」はとてもいいヒントで、今まではボールの後側を見て打つのがビハインドザボールだと思っていましたが、あらためて松山選手の動画を見ても右足の前くらいを見ているように見えます。

確かに素振り通りにボールを打てない原因は、ボールを見て打ちにいくことが原因だと理解できましたが、じゃどこ見るのという点をお聞きしたいと思います。


桑田プロもpapaさんもボールの数センチ後ろをボーっと見ると説明されていますが、そこにはヘッドがありボールにも近いため、どうしてもボールを見てしまうか、ヘッドを追いかけていってしまいます。

で試しに色々なところを見て打ってみましたが、今のところ右足の前辺りを見てスイングしたときがドライバーでは一番いい結果が出るのですが、ウェッジでやるとダフることが多いんです。

何度も視点のことには触れられていますが、クラブによって視点を変えるとかは必要ないでしょうか?


また、ヘッドがあるのにどうやってヘッドを見ずにボールの数センチ後ろをボーっと見続けることが出来ているのか教えていただけたら幸いです。

よろしくお願いいたします。

*ご参考までに視点をボールより向こう(トー側)にすると頭が垂れなくていい、と言ってる動画もあったので早速やってみましたが、ほぼシャンクになります(-_-;)

やはり視点に向かってクラブを振っていくという本能が働いているのは間違いないとは思います。

 

(私より)
こんばんは。
コメントありがとうございます。

返信遅くなり申し訳ありません。
また当サイトにつきましてお褒めのお言葉を頂きまして、本当に嬉しいです(笑顔)

私自身、ガラケー使用の古い人間なのですが、YouTubeを人に薦められて始めたのが4年前でして、その頃は子供たちの動画をアップしていましたが、ひょんなことから桑田プロの動画に出会い、練習時の動画をアップしていたら、コメントを頂き、その方との交流から段々と広がってきました。

そして、練習場で知り合いになった若い方から「ブログを始めたら」と教えて頂き今に至ります。

年齢が貴殿と同じ年齢ですのでお分かりになるかと思いますが、SNS自体、正直、苦手なんですね。
スマホも家族に薦められて挑戦しようかと試みましたが・・・・・・。

そんな状態ではありますが、ブログは、より多くの方とコミュニケーションが図れるかなと感じて続けています。

週に3度のアップも大変な時もありますが、何とかブログの作成は楽しみの一つになってきましたよ~(笑顔)

尚、私は単なる素人のアベレージゴルファーであり、桑田プロの理論を「私なりに解釈したこと」として勝手にほざいているだけですので、これで良いのかは分かりませんが、「趣味の一環」としてご勘弁を頂ければと思っています(笑)


いや~私と同い年なんですね~
ただ、身長があまりにも違いすぎますが・・・・・(笑)
それにしても羨ましい限りです(笑顔)

さて本題のゴルフに関してですが、ゴルフ歴が8年でHDCPが9とは本当に素晴らしいですね~
余程、努力をされたのと推測いたします。

私なんか、4年位前まで、それこそ95を行ったり来たりしていました(大笑)
ゴルフを始めたのが30代半ばでしたので、20年もそんな感じでいました。

その間、色々な方に教えを説いて頂きましたが、一向に改善されることもなく、何度も止めようかと思ったことも多々ありました。


しかし、貴殿はご自身に厳しいと言いますか、常に向上心を持たれてやっておられるのですね。
本当に素晴らしいと思いますが、そんな貴殿でも限界を感じて諦めようかと思われたりするのですね。

それに比べたら、私なんか、まだまだですね・・・・。

でも、お互い、この
桑田プロの「クウォーター理論」に出会えて希望が持て始めたのかもしれませんね(笑顔)
そんなことでしたら、クウォーター理論に関しては少し先輩の私が、私なりに解釈したことをご説明させて頂きますね(笑顔)


先ず、貴殿が言われている「スイングの最大の問題点はフルスイング時の体のスウェーで、軸がブレていろいろなミスが出る、しっかりボールを叩けないという点」に関してですが、私とは体格が違いますので、きっともっと楽にスイングできるのかなとも思いますが、ドライバーを打つ際にどのような気持ちで打たれておりますでしょうか?

私の場合は、200ヤード(コースの場合です。尚、練習場は250ヤードを目途に)を目途にしてスイングします。

とにかく、「飛ばさないように」という感じですが、この表現だけを捉えてしまいますと、飛距離は関係ないのかと思われるでしょうが、そうではなくて、「ゆったりリズム良く」というスイングをしたいと思っています。

でも不思議なのですが、そういう感じでスイングしますと、軸(背骨)の維持が出来て、ヘッドスピードも上がって方向性も飛距離も良くなるのです。

然しながら、私の場合でいうならば、「飛ばそう」とか「上げよう」とか「いいところを見せたい」等という意識が少しでも働いてしまいますと、それこそ、自分のイメージするスイングとはかけ離れた動きになってしまいます。

ゴルフはメンタルとは言いますが、本当にまさにですよね・・・・(笑)
なので、練習場では思いっきり、そして、コースでは「飛ばさない」という意識でやっています。


また、スウェーに関してですが、私自身もそうでしたし、今でも顔を出しますが、シャフトと同じような感じで身体が縦回転(右肩が下がるような、軸である背骨が平仮名の「くの字」のように折れ曲がってしまう)してしまうのかもしれません。

体重移動と言いますか身体移動と言いますか、頭を残して、右から左へと身体が移動し過ぎてしまうのだと思います。


その要因は、「気持ち」、そう、飛ばそうという「気持ち」が強すぎてしまうのかもしれませんね。

私が練習場で70歳~80歳の先輩達にお話ししていることは、飛ばなくても良いので軸(背骨)の維持だけは絶対条件ですと言っています。

軸(背骨)が乱れてしまうくらいなら飛距離が落ちても軸(背骨)を乱さないスイングをして欲しいと思っています。


「気持ち」や「意識」くらいでそんなことがあるかと思われるでしょうが、無意識の中での反射的な動作ですので、ヘッドより手元が先行するスイングが出てしまうことがあるのです。

そんな時は、幾ら注意して直そうと思っていても、なかなか治らないのですね。


よくありませんか、練習していても、「何かおかしいような時」が・・・・・・。
そんな時は、間違いなく、その状態にはまっています。

なので、そんな時こそ、身体は棒立ち姿勢でいいので、トップの位置から直ぐに左腕の外旋動作を行うことだけをするのです。

身体移動も体重移動もすることなく、軸(背骨)を維持して、トップの位置から直ぐに左腕の外旋動作を行うことだけを徹底的に行うのです。

すれば、ヘッドが先行して、良い結果に戻ってきますから(笑顔)


それから、「ボールを見るな」に関してですが、まさにまさになんです。

私も初めはそんな事と思っていましたが、私がYouTubeでも、このブログでも、何度も何度もくどいように言わせて頂いているのは、これが真実だと感じたからです。

ボールを見て、ボールとターゲットを合わせてアドレスで構えたら、もう全く見ないのです。

では何処を見ているのかと言われますと、何かを対象物として見ていないのです。


見ているのは、ボールがある地面に対して作ったアドレスの軸(背骨)を維持させながら、その軸(背骨)が乱れないようにする為だけに、ボールの後ろ数センチの地面と左目との距離感を維持させるだけの為に地面を見ているのです。

地面と左目との距離感が違ってくる時につきましては、その間に「見えない糸」が張っていて、身体が少しでも前後左右にブレてしまえば、その糸が弛んで距離感が違ってくるという感覚が分かるようにしていたいのです。

なので、私の場合は、ボールの後ろ数センチの地面なんです。

これは、クラブが何になろうとも、ドライバーでもサンドでも全く一緒です。
距離感を変えない為だけの手段ですので(笑顔)


なので、ボールでもありませんし、人によっては、ボールの真後ろかもしれませんし、私のようにボールの後ろ数センチかもしれませんし、また、右足つま先かもしれませんし、何にも見ずに感覚として、身体(胸)と地面との距離感を維持している方もおられるかもしれませんし、桑田プロのように「見ないでボワ~」なのかもしれませんし、要は、前傾姿勢の角度と身体軸(背骨)を維持させる為であって対象物ではないと思っています。

そうそう、以前も何人かの方から、同じようなご質問を頂きましたので、今回、アドレスで構えた時のボールとヘッドの置き位置を写真にしてみました。

これはあくまでも私の場合ですが、何かの参考になるかは分かりませんが見て頂ければと思います。

長くなりましたが、そんな感じです。

ではでは、お互い頑張りましょうね(笑顔)


初心者の方やなかなか100切りが出来ない方、そして高齢者の皆様へ

一度で良いので、騙されたと思って「クウォーター理論」を始めてみませんか~

もしお時間がございましたら、以下も見て下さい。
ゴルフ向上には身体のメンテナンスも大切です。
どうぞ、施術方法をお二人で体験して覚えて下さい。

「ボディメンテナンス講習」
そうそう、一番良いのは、仲の良いプレイヤー同士での参加です。
機会がありましたら、是非、体験してみて下さいね(笑顔)

 


この度、アベレージゴルファーの応援企画と致しまして、「ゴルフ異聞録」を開設致しました。
ご興味のある方は、是非、ご参加下さい。
応援致します。

「ブログランキング:ゴルフ部門」なんとか頑張っていま~す。 宜しくお願い致します。

「ゴルフ上達法」もヨロシクで~す。

記事が参考になったらランキングバナーのクリックで応援お願い致します。励みになります。



スポンサーリンク

ピックアップ記事

  1. 「見えない糸」の距離が変わらなければ、軸(背骨)はブレません。
  2. 身体(胸面)が飛球線後方を向いている時(両肩が飛球線ラインと直角の時)に右サイド…
  3. 前倒しのタイミングの取り方について。 左手の小指と薬指が鍵かな・・・・・・
  4. 左腕の小指薬指側の筋肉にテンションが掛かりますので、そのテンションが掛かったよう…
  5. キャンプ野営地「源」

関連記事

  1. ご質問に対する回答

    桑田プロの言われる手打ちは「ヘッド打ち」です.

    (読者より)よく動画みてます。私はヘッドスピード45くらいで2…

  2. ご質問に対する回答

    ダウンスイングのコツ 始動の順番とは

    <読者より>今日は、以前帰省するときは温泉にゴルフの練習をするコメ…

  3. ご質問に対する回答

    「左手主導、右手主導」 正直、何が良いのかは分かりません。

    今回は、2件の読者の方からの「左手首」に関するコメントです。<…

  4. seonpapaのゴルフ動画

    実際にコースで役に立つスイングとは

    <読者より>はじめまして!最近ゴルフを始めた者です。こ…

  5. seonpapaのゴルフ動画

    前倒しとはどの方向に倒すのか?

    <読者より>いつも大変お世話になっております。私、以前よりは多…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。
  1. 嬉しいコメント

    スイングの基本である大項目をやらずして、中項目や小項目ばかりをやるから続かないの…
  2. seonpapaのゴルフ動画

    「クラブを立てる」ということ
  3. 嬉しいコメント

    左腕の小指薬指側の筋肉にテンションが掛かりますので、そのテンションが掛かったよう…
  4. seonpapaのゴルフ動画

    何故、飛ばそうという意識がいけないのか・・・
  5. ゴルフ雑記

    これが本当にやりたかったスイングなのです。
PAGE TOP