(読者より)
ここが最もややこしいところですよね。
僕は実のところ、未だに「前倒し」が上手く出来ません。
この動画の中で歯医者さんが述べられている「インパクトの前に両腕を交差する」というのが「前倒し」の別の表現だと思うのですが、皆、いわゆる「スプリットハンドドリル」(両手を離してグリップしてスイングしてみる)がとても大切、これでインパクトが実感できるというのですが、私はスプリットハンドでできても、普通のグリップではできないのです。
アメリカ人のインストラクターはとにかく早く手首を返せ、としか言わないのですよね。。。
ここが上手くできるといいのですが。
すみません、質問なのかどうか妙な意見で。。。
(私より)
コメントありがとうございます。
まさにまさに(笑)
私も出来ない時は本当にそう思っていました。
「インパクト前に両腕を交差する」ということが大切だと言われていても、それができなかったのです。
だって、レイコンマ何秒の世界ですから、できる訳がないんです。
インパクト前なんか、凄いスピードですからね。
それをやろうとするから、ヘッドが遅れたり早すぎたり、フェイス面が乱れてボールが右や左に乱れるんです。
だから、桑田プロが言っているのは、上級者になればなるほど、前倒しを早く行うことなんです。
アメリカ人のインストラクターが言いたいのも同じことなんでしょうが、表現方法と言いますか、自分はできるのでしょうが、コツを上手く表現できないのでしょう。
要は、インパクト前だと間に合わないのですから、かなり手前(普通では考えられない箇所)で行うのが良いんです。
つまり、その箇所はスイングスピードに関係していますので、ご自身で見つけられることが一番です。
私はトップの位置です。
トップに来たら、一度、スイングが止まっても良いので、そのトップの位置から、直ぐに本当に直ぐに前倒しをしながら、この「しながら」という感覚が大切なんです。
左腕重視(左手小指、薬指の握り部分を支点として)でトップから前腕を外旋させながら左腕(右腕も勿論着いてきます。笑)をアドレス時の位置に戻すのです。
トップから左腕を振っては何の意味も無くなってしまいます。
だって、腕をふったら、ヘッドが遅れるでしょ。
スイング途中でヘッドが追い越すようにしないといけないんです。
左腕を戻す(腕は早く振らない)感覚なんです。
それがいわゆる前倒しになるのです。
私の表現方法はこんな感じです(笑顔)
ではでは、頑張って下さいね~
「追伸」
読者からのコメントの中の「歯医者さんが述べられている」という歯医者さんは、私の知人です。
この歯医者さんとは、それこそ、何十年も前(私が30代の頃)に何度かご一緒しました。
ゴルフを始めたのは、私よりも遅くて、初めの頃は、他の方々と同じように、なかなか100切りができないでいました。
体格的にも170cm位で細身の方でしたから、弾道も、そんなに飛距離が出る訳ではありませんでした。
なので、私の方が良いスコアの時が多かったです。
ただ、性格的に何事にも熱心な方でしたし、お金もあったので、コーチにも付いてコツコツと練習をされていました。
そして、半年後には私を抜き去り、ある時を境に見事に変身したのです。
信じられますか・・・・・
ゴルフを初めて、2年もしないで、あっという間に70台を出すようになったのです。
正式には、ゴルフを初めて、1年半後にシングルになったのです。
誰もが驚きを隠せないでいました。
勿論、年齢も一番若かったので、体力的にも適応力もあるのかなと思っていましたが、ある時、ゆっくり話す機会があって、どうしてそんなに上手くなったのか聞いてみました。
そして言われたことが「インパクトの前に腕を交差するのですよ」ということだったのです。
私は「は・・・・・」「何・・・・・」
正直、その時は全く理解できませんでした。
それでも、その言葉が残っていて、何を言わんとしたのかとインパクト前に腕の交差をしたりもしましたが、上手くいくことがはありませんでした。
そうなるといつものパターンです。
「あれは違うな」と自分を擁護することで納得させていました。
だって、意味が分からなかったのです。
「インパクト前に腕を交差させる」・・・・・・
この時の彼はどういう気持ちで、そして、何を言わんとしたのでしょうか。
単純な言葉ではありますが、その前後といいますか、その動作の前の動作をどうしたら良いのかが分かりませんと、難しいことではないかと思います。
しかし、今は良い時代ですよね。
YouTubeで色々なプロが事細かに動画をアップされていたり、DVDで勉強もできますからね。
そして私も、その恩恵を受け、何となくではありますが、やっと理解することができたかなという所まで来ることができました。
なかなか100切りができない方、安心して下さいね。
そして、色々なことを試したけれど、それでも上手くいかないのであれば、どうぞ、一度試してみて下さい。
インパクト前だと間に合わないのですから、かなり手前(普通では考えられない箇所)で行うのが良いんです。
そして、その箇所はスイングスピードに関係していますので、ご自身で見つけられることが一番です。
ではでは、頑張りましょうね(笑顔)
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