ご質問に対する回答

左手首の強さに合ったスピード感を常に養うようにしています。

(読者より)
はじめてメールさせていただきます。
いろいろな動画を拝見させていただいて、勉強しています。

今年53歳になるサンデーゴルファーですが、昨年に左膝関節の内側及び、外側靭帯を伸ばしてから、痛みで左膝を伸ばせなくなり、また、今までのスイングでは左への体重移動の仕方によっては激痛が走り、とてもゴルフができそうにない状態になっていました。

現在は痛みはかなり減りましたが、左膝が拘縮してまっすぐには伸ばせません。
そのためにいままでのゴルフスイングではラウンドすることが楽しめなくなり、膝の状態も体重移動せずにふんばることはできますが、手打ちの状態でゴルフをしていました。

そこで、桑田さんのクォーター理論を通して以前から知っていたpapaさんの投稿を何度となく見て、言葉は悪いですが、私ができる、踏ん張ること、手打ちの状態のゴルフスイングとpapaさんが注意を促している点がリンクして、papaさんがしている前倒しにスイッチしていきました。

最近少しずつ、前倒しのスイングが馴染んできていますが、まだ数か月の新米の前倒しゴルファーです。

教えていただきたいことがあります。
まず、
1)左前腕の前倒しは最終的にボールのある位置に来る時には左甲が自分の方を向いていると思いますが、その状態が右側ですでに完了している状態を作ることとおっしっていると思いますが、右のTOPの位置から、右側の完了の位置までの、左前腕の回旋のスピードのイメージを教えてください。

右のTOPに来るとすぐに180度回旋するイメージなのか、右側の完了の位置までじわーと回旋していくのか?

2)飛距離を出すにはスイングスピードを上げる必要があるかと思います。
スイングスピードをだすには早く振らないといけないと思いますが、papaさんは何を一番大事にして、スイングスピードを上げていますか?1)との関連があるかもしれませんが、左前腕の回旋スピード上げるとスイングスピードが上がりますか?

3)前倒し新米ゴルファーでは毎回、前倒しの仕方が一定ではないので方向性が定まりません。
どこを意識していけば、方向性が定まるとお考えですか?やはり左前腕の引き込みが原因でしょうか?

特に長いクラブに比べて、120Y以下の距離よりも方向性が重要な場面では、前倒しのスイングではパーオン率がかなり悪いため。

私はpapaさんのゴルフに対する情熱に感銘受けている、イチファンです。

投稿なども好きだけではできないほどの数をアップをされています。
誹謗中傷もあるようですが、できれば、前倒しの寺子屋的な存在であり続けていただければうれしく思います。
今後ともよろしくお願いします。

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(私より)
こんばんは。
コメントありがとうございます。
また見て頂いて嬉しいです(笑顔)

膝の状態は如何ですか。
内外側の側副靭帯を痛めてしまったのですね。

拘縮にて関節が伸ばせないとのことですが、無理をなさらないで下さい。
私も左膝と左肩は過去の古傷があって完全な状態ではありませんし、還暦という年齢からしょうがないと思うことも多いですが、何となく熟せていますので、クウォーター理論で右サイド処理が出来れば大丈夫ですよ~(笑顔)

もしも、私が貴方のような状態でしたら、それこそ、棒立ち姿勢でも良いですし、たとえ棒立ちでなくても、そういう意識で体重移動はしないで、軸(背骨)を崩すことなく、トップの位置から直ぐに左腕の外旋動作をすることだけを行います。

だって、正直なところ、それだけでも問題なく良い弾道になりますし、逆を言えば、多少の飛距離は落ちても方向性は上がるかもしれません。

何を言いたいかと言いますと、他の方のコメントにも返信致しましたが、初心者やなかなか100切りが出来ない方は、ミドルアイアンでも、また、1番のようなロングアイアンでも、トップからの切り返しの際に、身体の反動を使わなくても飛距離が出るってことを知って頂きたいと思っています。

過去は私もそうでしたが、どうしても、ロングアイアンやドライバーのような長い物を持ってしまいますと、飛ばすために身体の反動を極力使ってみたいなイメージがあったのですが、そのイメージを無くしませんと、それこそ、いつまでたっても軸(背骨)ブレを起こしてしまい、良いインパクトを迎えることが少なくなってしまうのです。

強いて言えば、トップの位置から直ぐに左腕の外旋動作をするだけで、ミドルアイアンでもロングアイアンでも変わらずに打てるのです。

さて、ご質問に関してですが、
1)左前腕の前倒しは最終的にボールのある位置に来る時には左甲が自分の方を向いていると思いますが、その状態が右側ですでに完了している状態を作ることとおっしっていると思いますが、右のTOPの位置から、右側の完了の位置までの、左前腕の回旋のスピードのイメージを教えてください。
右のTOPに来るとすぐに180度回旋するイメージなのか、右側の完了の位置までじわーと回旋していくのか?

はい、先ず左前腕の回旋(外旋)スピードに関してですが、本来なら少しでも速く外旋させたいのですが、私のイメージは左腕1本で行っていますので(右腕は時に悪さをしますので封印しています。)支点となる左手首が、そのスピードに負けてしまうことがあって、その場合は、本当に上手く外旋できません。

なので、左手首の強さに合ったスピードと言いますか、そのスピード感を常に養うようにしています。

こればかりは、個人個人違うと思いますので、ご自身に合った対応できるスピード感を掴んで下さい。

尚、極端に遅くということではありませんが、普通のイメージしているスピードより、多少、遅く行っても、支点(左手首)の動きが少ないので、先端にあるヘッドの動きはかなり早くなります。

物理的にみてもそうですよね(笑顔)
その理論が重要なのだと思います。

また、トップに来た時に直ぐに180度外旋させるイメージなのかについては、バックスイングを行っていきますが、トップに移行する右サイドの行き止まり箇所で感じることのできる「行き止まり感」を感じた瞬間に、直ぐにトップの位置から左腕の外旋動作をするようにしています。

そして、貴方の言われる「じわ~と回旋(外旋)していく」というイメージもあります。

要は、投げ釣りでリリースする時のような、なんて言ったらいいのか、手元が速すぎてもいけませんし、遅すぎてもいけませんので、丁度よい感じがあるのです。

その感性を掴むために練習場で何度も練習しています。

それから、
2)飛距離を出すにはスイングスピードを上げる必要があるかと思います。スイングスピードをだすには早く振らないといけないと思いますが、papaさんは何を一番大事にして、スイングスピードを上げていますか?1)との関連があるかもしれませんが、左前腕の回旋スピード上げるとスイングスピードが上がりますか?

に関してですが、飛距離に関しては、スイングスピードを上げるというより、対象がシャフトではなくヘッドなので、ヘッドスピードを上げるために、手元の動きは少なくして先端を遠心力にて速めるようなイメージでスイングしています。

また、左腕の外旋スピードが上がれば、ヘッドスピードは上がると思いますが、ただ飛ばせば良いわけではありませんので、方向性を重視したら、それこそ、無駄な身体の動きを抑制させながらのスイングが大切ですので、先に述べさて頂いたように、棒立ちのイメージでも良いので、軸(背骨)をブレさせずにスイングできる範囲でスイングしています。

最後の
3)前倒し新米ゴルファーでは毎回、前倒しの仕方が一定ではないので方向性が定まりません。どこを意識していけば、方向性が定まるとお考えですか?やはり左前腕の引き込みが原因でしょうか?特に長いクラブに比べて、120Y以下の距離よりも方向性が重要な場面では、前倒しのスイングではパーオン率がかなり悪いため。

に関してですが、方向性の良し悪しは、身体軸(背骨)のブレを無くして、常に同じトップの位置から直ぐに左腕の外旋動作をすることのみだと思っています。

そして、それにプラスすることとしては、とにかく、ボールを見ないということです。
ボールさえ意識しなければ、軸(背骨)はブレ難くなります。
ボールに対してスイングするのではなく、ボールがある地面に対して作ったアドレスの軸(背骨)に対してスイングしていくのです。

そんな感じなのですが、言葉での表現は本当に難しいですね。

こんな返信でご理解して頂けたら幸いです(笑顔)

はい、ありがとうございます。
寺小屋になれるかは分かりませんが、こんな還暦素人ジジイの意見でも参考になることがあるのであれば、頑張っていきますよ~

ではでは、お互い頑張りましょうね~(笑顔)

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(読者より)
こんばんは。
早速の返信ありがとうございます。

棒立ちになってからは、反動を使っていくのが難しい体のコンディションのために飛距離が落ちていると考えていましたので、その要素をカバーするために、左前腕の前倒しに右前腕の回旋も意識的に使っている感じ(左右の前腕で左回旋を行なっている感じ)と思います。

ですので、軸ブレがおこって方向性も安定していないと思います。

papaさんのいう「トップからの切り返しの際に、身体の反動を使わなくても飛距離が出るってこと」を少し不思議といいますか、私のゴルフの感覚にないといいますか、そんな感じに受け取れたんですが、まず軸ブレを起こさないように気を付けて練習してみます。

また、「方向性の良し悪しは、身体軸(背骨)のブレを無くして、常に同じトップの位置から直ぐに左腕の外旋動作をすることのみ」も合わせて肝に銘じておきます。

はい、お互い頑張りましょう。

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