seonpapaのゴルフ動画

左手の甲が自分を向くように

<読者より>
30前半のものですがお許しを。
スコアは最高で81までいきましたが、最近は迷走を極め95前後程度になってしまったものです。

スイング動画を取るとひたすらシャフトが寝て猛烈なインサイドアウト。

どうすりゃいいのかと2年も試行錯誤しましたが、解決の糸口が見えず。

シャフトが寝ないには前倒しを極めるしかないと思いこの動画にかなりの時間をかけてたどり着きました。

「左手の甲が自分を向くように」これが私を救いました。
本当に救われました有難う御座います!

ちなみに左手の甲を自分に向けるのはどこの前を目指してですか?

私は左大腿前面、生殖器前面、右大腿前面とやってみましたがいまいちしっくり来ずもっと右サイドなのか、左手は自分の体にぶつかるようにイメージしたほうがいいのかなど、イメージの仕方を教えてくれると助かります。
応援しております。

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<私より>
こんばんは。
コメントありがとうございます。

2年間ですか・・・・・・。
でも、私もそうでしたよ~(笑)

私達の場合は、今のようにPCも無ければ携帯も無いし、それこそユーチューブのような動画もありませんでした。
それこそ、月に何度か出版されるゴルフ雑誌をくまなく見ては、それを試すだけでした。

そんなことばかりでしたので、上達するなんてことはまずありませんでした。

練習場に行っても、プロに教わる授業料なんてありませんから、ただひたすら自己流で打ってました。

時には、調子の良い時もあって、これで開眼した等と勝手に思い込んでは、また・・・・・・。
その繰り返しでした。

して、私もいい年をしてユーチューブの動画にはまり込み、桑田プロのクウォーター理論に出会うことができました。

さて、ご質問の件ですが、「左手の甲が自分を向くように」ということについてですが、貴殿の言われる「自分に向ける位置」というのは位置(特定の身体部位や場所)ではないんです。

何を言いたいのかと言いますと、要は、トップから左腕をスイングプレーンに沿って引くことはなく、トップの位置から1センチも動かすことなく、直ぐに左腕の外旋(回外とも言いますし、前倒しのことです。勿論、右上も内旋)をさせる動きをすることが大切なのです。

この動きをしようとすることで、自然に腕が引き落とされるのですが、それが良いんです。

ただ、トップの位置でそれを行なおうとしても、まずできません。

どうすれば綺麗に左腕の外旋(右腕の内旋)ができるかといいますと、トップの位置で直ぐに行いながら、身体の右サイドで、その処理を終わらせるようにするのです。  

試しに、グリップをトップの位置のままで左腕を外旋させようとしてみて下さい。
まずできませんよね。

できる訳がないんです。

でも、トップの位置から、その処理を行うようにするには、身体は飛球線の後方(バックスイングしたままの位置)に向いた状態で始めて、そして、ボールに対して正面を向く位置までに左腕の甲を外旋させながら左腕を降ろすのです。

ただ、降ろすと言いますと、自分の腕で下しがちなんですが、自分で左腕を降ろすというのではなく、トップから外旋を行うことで自然に降りるというか、降ろさないと外旋できないというか、そんな感覚で降りてくるのです。

そして、その完了として、インパクト時には左腕の甲が自分に向き、また左腕の前腕が正面を向くのです。(動画の通りです。)

すると、この形だと、グリップが身体の正面にある時には、ヘッドは飛球線方向の先にありますでしょ。
そのイメージなんです。

それがトップからスイングプレーンに沿って、左腕を引いてきてしまいますと、グリップが身体の正面にある時には、まだ、ヘッドは飛球線の後ろ(身体より右サイド)ですよね。

そして、そのようなスイングの時、ヘッドをインパクトに合わせて、インパクト前にフェースを返そうとしても、0コンマ何秒の世界なので、絶対に間に合わないのです。

なので、インパクトしても、フェースは開いてしまっているので、右にふける球筋にしかならないのです。

球は飛びませんし方向性も安定しません。
そして、もっと飛距離をと力を入れてスイングすればするほど、余計におかしくなるのです。

なので、これを改善させることが一番大切なんです。

これを改善させて左サイドに打ち込むような球筋になってきてから、段々と身体の開きやタイミングを調整していくのですが、先ずは、この「左手の甲が自分を向く」ということに集中して練習することが一番だと思います。

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尚、試しに何球も何球も、野球でいうショートゴロを打ち続けてみて下さい。

万が一にも、右にふけるような球筋が出たら、それは違うスイングです。

練習場で、これを行うのは恥ずかしいですが、やってみて下さい。
私も何度も何度も恥ずかしい思いはしました。

これが出来るようになりましたら、また、ご連絡下さいませ(笑顔)
ではでは、頑張ってくださいね(笑顔)

<私より>
追伸です。

左大腿前面、生殖器前面、右大腿前面等、どの位置というのは、人によって違うと思いますが、何度もご自身で試してみて、一番スッキリする位置を見つけてみて下さい。

ドラーバーならここ、ピッチングならここ、ご自身の身長や力量に合わせた位置を探し出すことも大切だと思います。

ではでは、頑張って下さいませ~(笑顔)

<読者より>
ご親切に有難う御座います。

「腕の外旋(右腕の内旋)ができるかといいますと、トップの位置で直ぐに行いながら、身体の右サイドで、その処理を終わらせるようにするのです。」
正直、どのプロよりも分かりやすい説明でした。

自分なりに吸収して打ち込んで見ます。
実際クラブよって処理を完了するイメージの場所が若干違うことも練習場にて確認しました。

応用として左大腿前面で処理を完了させるようにするとフェード系の玉になります。

桑田プロのDVDも買って最近見ているのですが、スライスの要素である腰の回転とフックの要素である前倒しアームローテーションのバランスが前倒し完了ポイントのイメージ部位で変化するようです。

練習場では膝たち打ちの練習も加えてやって居ます。

前倒しの動作がまだまだ下手糞ですが、ヘッドビハインドザボール+前倒しで打てる感じです。
ヘッドビハインドザボールのイメージも前倒しを補助する動作なのかもしれません。

また理解に苦しむことが出てくると思います。
その際は不躾で恐縮ですが質問させてください。
頑張ります。

<私より>
はい、お互い頑張りましょうね~(笑顔)
好きな事ですし、打込めることがあることに乾杯ですよ~(笑顔)

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2018年 YouTube限定公開「前倒しの仕方について」URL(一部)
https://youtu.be/・・・・・3E7JY

しかし、桑田泉 クウォーター理論 恐るべしです。
お時間がございましたら、見てみて下さいね~

100切り速効レッスン ゴルフ真実の上達法  (日経ビジネス人文庫 グリーン 日本経済新聞出版社>

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